ネットワークトラフィックのプロキシをサポートするAPKの生成

AppLovinでは、Androidのネットワークセキュリティ構成機能を使用してネットワークトラフィックをプロキシするデバッグ可能なAPKが必要になる場合があります。

このようなAPKの作成方法は以下のとおりです。

1. まだ作成していない場合は、新しいXMLファイルres/xml/network_security_config.xmlを作成します。
2. アプリケーションマニフェストAndroidManifest.xmlで、application属性に設定を追加します。

   <manifest>
     <application android:networkSecurityConfig="@xml/network_security_config">
       ⋮
     </application>
   </manifest>

3. res/xml/network_security_config.xmlファイルに以下を追加します。

   <network-security-config>
     <debug-overrides>
       <trust-anchors>
         <certificates src="system" />
         <certificates src="user" />
       </trust-anchors>
     </debug-overrides>
   </network-security-config>

4. デバッグビルドを作成します。
   • デバッグ設定を使用してビルドを作成してください。

Unity

Unityでは、Assets/Plugins/Androidディレクトリ内のresフォルダーの使用が非推奨となっています。Unityを使用してアプリケーションを開発する際に、プロキシサポートを備えたデバッグ可能なAPKを作成する方法は以下のとおりです。

1. 新しいフォルダーAssets/Plugins/Android/«name-of-your-library».androidlibを作成し、Androidライブラリを作成します。
2. Assets/Plugins/Android/«name-of-your-library».androidlib/にAndroidManifest.xmlファイルを作成し、そのファイルに以下を追加します。

   <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
   <manifest xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android" package="com.android.library.network.security">
     <application android:networkSecurityConfig="@xml/network_security_config" />
   </manifest>

3. Assets/Plugins/Android/«name-of-your-library».androidlib/に、以下の内容で新しいproject.propertiesファイルを作成します。

   target=android-31
   android.library=true

4. まだ作成していない場合は、以下の内容で新しいXMLファイルnetwork_security_config.xmlを作成します。

   <network-security-config>
     <debug-overrides>
       <trust-anchors>
         <certificates src="system" />
         <certificates src="user" />
       </trust-anchors>
     </debug-overrides>
   </network-security-config>

5. network_security_config.xmlファイルをAssets/Plugins/Android/«name-of-your-library».androidlib/res/xmlフォルダに移動します。
6. デバッグビルドを作成します。
   • Build SettingsでDevelopment Buildを選択します。